広い駐車スペースと住宅側との境界に高い塀を設け、プライベート空間を大切にしました。閉鎖的なイメージを取り除くため、右袖壁に大胆に透かしブロックを配置しています。
また、正面の距離のある壁は単調にならないよう段差を付け、その中心に大型プランターを置きフォーカルポイントとしました。塀全体はナチュラルな塗り壁材で仕上げていますが、高級感ある本石で縁どりすることでシャープな印象になり、モダンな住宅との一体感を生み出しました。
夜になれば塀に映し出される大型プランターの陰影が幻想的な雰囲気を醸し出し、透かしブロックから漏れる温かみある光でやさしい演出に仕上げました。